お客様から受けたQ&A
(北海道にいた時の 馬編)



北海道で乗馬施設を経営した時に、今までに何度か質問を受け、多いものをまとめてみました。
同じような質問がありますが、話す角度を変えてお答えしています。(馬の心理面から説明する等)

ここでの質問の答えでわからないことや聞いてみたいことは、マリンズステーブルへ気軽にお越しください。(メールで構わないのですが、実際に見た方が理解しやすい質問の答えもある)馬に乗らなくても、快くお答えします。



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 乗馬が初めて、初級者からのご質問  乗馬経験者の方からのご質問



お客様の質問 マリンの答え 備考
上手く乗れるようになりたいのですが、どのようにしたらいいのですか?
(来場目的:会員 乗馬歴:40回)
上手く乗れるようになりたい!誰しも考えることです。乗っている人間の騎座(バランス)の安定、手綱の力加減、足の力加減、騎乗者の体重移動が的確である。
さらには馬とコミュニケーションがとれ、馬に命令を伝える手綱(ハミ)感覚、足の使い方が繊細にできる、体重移動が瞬時にできる。
また、馬のバランスが崩れたときに助けられる的確な体重移動、手綱、足扶助が要求されます。
言うのは簡単ですが、騎乗回数や的確な指示や質問に答えることが出来るインストラクターが必要なのです。
部班レッスンでは、馬と一対一で行うことが制限されますので上達進度は上がりません。
個人レッスンで回数をこなし、1頭だけでなく色々な馬に乗ることも大切です。
マリンズステーブルでは、まず馬とのコミュニケーションから入ります。そして、騎座(バランス)の安定を優先します。
その後、手綱の使い方、力加減がある程度出来れば、足の使い方を行います。
騎乗者の体重移動は、人間の騎座(バランス)の安定が十分できるようになって行います。
平行に自分で行うイメージトレーニング(実際には騎乗しないが家で行う)や手綱を通してハミにどのような作用が加わるか、馬の集中力が無くなった時にどのように行動するかを教えていきます。
上手くなるコツはインストラクターに頼りきりではなく、自分で考え、馬にどう伝えるかを工夫することなのです。
そのために、インストラクターを質問攻めにしてください。的確な答えが返ってこなかったら、書籍や他のインストラクターに聞くことです。
雪の上で馬に乗ると雪解け後に楽に乗れるようになるの?
(来場目的:会員 乗馬歴:数回)
軽速歩ではなく、正反動のことですね。よく、「反動の大きい雪の中で練習すれば、春には楽に乗れるようになります」という乗馬施設の方がいます。
雪のない乗馬クラブに通っている方なら信じてしまうでしょうが、プロの立場から言うとナンセンスです。
なぜなら、想像してみてください。速歩の反動が大きい馬で速歩の練習をするようなものです。さらに雪が深いと大きく前後左右に揺れ、反動を吸収する練習にもなりません。
完全除雪は北海道では屋内以外には無理ですから、せめて15cm以下にする必要があります。
雪の上の反動は、揺れ幅が大きく、速度がゆっくりなのが特徴で、反対に雪が無いと揺れ幅が小さく、速度が速いのが特徴なのです。
落ちても痛くない?ある意味正解ですが、落ち癖がついてしまっては大変です。
精神的には落ちても痛くないと思うことで安心できますが、落ちないように心がけることが大切です。
浅い雪の上は反動がゆっくり大幅で、お尻への突き上げショックが少ないため、常に真っすぐ座ることや正反動を覚え易いのです。(深い雪の上ではだめですよ)
ただし、プロのインストラクターの指導下の話です。ただの観光乗馬施設では、春になってから後々苦労することになります。
余談ですが、雪の上やぬかるみ、足場の不安定な場所では軽速歩はしないのが常識です。
馬は放牧していた方が幸せ?
(来場目的:体験 乗馬歴:数回)
馬のことをよく知らない施設オーナーは、放牧というより365日外で飼うことが馬が幸せと感じると考えています。
1年中温暖で草もいつも無くならないぐらい広い場所(1頭あたり4ha)と清流があれば別ですが、そんな所はありません。
馬が幸せに感じるのは、他の馬や外敵に脅かされない安心できる場所なのです。
強い馬は、外でも平気なのでしょうが、弱い馬は強い馬にいつも脅かされているのです。
弱い馬でも安心して休むことのできる場所が、個室の馬房なのです。
マリンズの馬にも夏の草が豊富にある季節でも馬房にいれて欲しいと入口に来る馬もいるのです。
冬の吹雪の日は外に出て走って5分もすれば全ての馬が入口に戻ってきます。
草が生えてないばかりか、瞬間冷凍庫にいるのと同じですから。
的確な回答は、馬によって違い、馬の思考、馬の性格、群れの順位、草があるか、寒いかどうかで幸せは決まるということになります。
馬管理の面では、365日放置放牧はデメリットが大変多くなります。
馬ごとに何キロ食べているのか把握できません。太る痩せるで判断しても、その施設はどのようにするのでしょうか?太っている馬はロープで動けないようにし、痩せている馬には穀類を山ほどやるのです。
その繰り返しを続けているのです。ロープで動けなかった馬はストレスから以前にも増して一気に食べるようになり体調を崩します。
穀類を一度に大量にやった馬は栄養のバランス崩すことはもちろん、胃破裂、蹄葉炎等重大な病気になります。
よく旅行先の乗馬施設で見かけるのですが、道路際に何頭もロープで繋がれたままの馬が繋がれていて、とても可哀そうに思いました。
そのまま繋がれていて大丈夫なの?
(来場目的:外乗 乗馬歴:年1回)
よくある光景ですね。ひき馬○○円と書いた観光乗馬施設には・・・。
外乗を行う施設でも馬のことを知らず、お金儲けの手段として使っている所は道端に馬の繋ぎ場を作って客寄せのため、半日以上繋げて置く所があります。
予約もないのに客寄せに馬を繋いで置く、普段から馬を馬房に入れず放し飼いにし、連れてくるのが面倒なため馬を繋いで置く。
そういうところは予約を取らずいきなり来た観光客をメインにしているため、馬にとっては最悪の施設になります。(同じ馬を半日以上繋げていることは動物虐待となります)
マリンズステーブルでは必ず予約を入れてからでないと騎乗頂けません。予約の無い時は、放牧か馬房に入れて解放しています。
予約に余裕を持たせて1回毎に鞍やハミは外します。
時間に余裕のない日でも必ず、ハミを外し、腹帯を緩めます。
それも出来ない日は?トレッキング中にストレスを発散させるように工夫します。
普段から調教しているトレーナーがいる施設だからこそ可能なのです。
観光乗馬施設ではまねが出来ないので、そのような施設の馬は益々言うことを聞かなくなります。
速歩と並歩の命令って同じなのですか?
(来場目的:レッスン 乗馬歴:10回)
はい。同じです。違いは馬とのコミュニケーションを通しての命令の強さです。
蹴って並歩を出したなら、強めにけると速歩になります。よりプレッシャーを与えることにより、使い分けを行います。
馬は3種類ぐらいまでの言葉や音を理解できます。それを利用して馬術的な命令を与える場合が多いのですが、速歩と並歩はプレッシャーの違いで使い分けるトレーナーが多いのです。
プレッシャーの強弱なので曖昧さが出てしまうため、舌鼓と足を使って速歩の命令にすると効果的です。
ウエスタンスタイルと聞いていった乗馬施設がウエスタンじゃ無かった。どうやって見分けるの?名前では判断できないので。
(来場目的:会員、乗馬歴:半年)
HPで確認して、予約の際に何がウエスタンスタイルなのか聞いてみることです。
ウエスタン調教も出来ないオーナーやスタッフがウエスタンハットを被っているだけかもしれません。鞍がウエスタン鞍なのかもしれません。
今回来られた目的はウエスタン調教された馬を求めてとのことですから、事前に見分けることは難しいですね。
やはりHPでウエスタンのことを詳しく書いている施設を探すことが良いでしょう。
施設の名前では見分けられません。如何にも規模が大きく従業員も何十人も抱えて経営しているかのごとく名前をつけている施設もあります。
そんなところに限って、行ってがっかりする施設なのですがだまされる方は多いのです。
西日本○○乗馬クラブなんて、如何にも規模が大きく感じるでしょう。名前を付けるのは勝手ですが、HPや電話に出る態度や言葉遣いで判断するしかないでしょう。
初めて調教体験をしました。最初は上手く動かせなかったけれど、調教体験をして同じ馬に乗ったら動かせるようになりました。どうしてなのですか?
(来場目的:体験、乗馬歴:1年)
10年ほど経験を重ねていくとわかるのですが、早く上達しようと思ったら、馬術調教された馬で調教を指導者の下で行うことが効果的です。
馬本来の性質やプレッシャーのオンオフを覚えていくと馬は驚くほど小さな力で動かせることがわかるようになっていきます。
わかるようになって初めて、馬とのコミュニケーションがとれるようになります。調教体験はその近道と言って良いでしょう。短時間でも理解しやすいように馬のリーディングと騎乗しての調教を体験していただいております。1日コースなら調教体験を選択可能ですから、先に調教体験を行い、外乗に出ると良いでしょう!
経験の有無にかかわらず、多かれ少なかれ馬に乗ると調教しているのです。それが馬術的や騎乗者に良い方向であれば調教したことになりますし、抵抗やわがままを助長したのであれば馬を悪く調教したことになります。
良い方向であれば気持ちよく乗れた印象と周りからみると馬と一体になって動いているように見えます。反対に悪い方向であれば、馬に逃げられ、馬に抵抗され、周りからみると無理やり動かしているように見えるのです。
皆さんは調教を意識して乗る必要はないのですが、調教を知っておくと馬とのコミュニケーションがとれ、楽に馬を動かすことができるようになります。また、周りからみても優雅に乗っているように見えるので、上手に乗っているなぁって思われるのです。
以前チェジュ島で乗馬をしたのですが、馬のお尻に馬が着いて行くだけで面白くなかった。ここの馬は馬の後について行かないのですね。自分の指示で動かせるので楽しかったです。先導する方もアルバイトや臨時スタッフではなく、プロの方なので上手くいかなかったときに指導してくれるので安心できました。
なぜ、馬の後ろについて行かないのですか?
(来場目的:外乗、乗馬歴:1回)
韓国のお客様ですね。
この地域の施設だけでなく、観光乗馬施設は競技調教されていない、ただ真っすぐ馬のお尻に着いて行く馬を使用します。(競技調教されていないので、停止や発進、左右方向変えるのも力ずくでおこないますが無視して馬の後に着いて行きます)
競技調教は、単独で動き、馬の後ろに着かないように調教していきます。だから、馬のお尻ではなく、軽い乗り手の指示で動くのです。馬のお尻に着かせるのも馬を越して行くのも自分の意思で行えます。
上手くいかない場合は、先導している私か家内が動かし方をお教えします。馬も調教できない、教えることもできない臨時スタッフや常勤しないスタッフ(実態はアルバイトや会員)が先導する無責任施設もあるのが実情です。
マリンズステーブルでは馬が安全な競技調教を行い維持していますから初心者でも操作が的確に出来る方であれば横に並んで騎乗したり、先導していただいたりします。
ここの馬たちは、呼んだら馬房から顔を出してくれるので撮影しやすいですね。特別な調教をしているのですか?
(来場目的:取材、乗馬歴:1回)
はい、しています。調教だけでなく愛情と信頼関係がキーとなります。
大抵の場合、呼んだら顔を出します。反対にバックと言えば後退します。(声だけの指示です)
呼んで顔を出すのは、馬の好奇心や何かの期待感(心地よいことがある等)、呼ばれたことへの反応(調教)です。
ちなみに叱るときは、指先1本とボイスキューです。強くし過ぎると暫く寄ってこない程効いてしまいます。
調教のことはさておき、愛情と信頼関係についてお話します。
幾ら調教しても愛情を注いでいないと呼んでも顔を出してきません。普段から叩く蹴るの懲罰を与えていると寄ってはきません。
餌で釣って顔を出しても食べてしまったら、引っこんでしまいます。
信頼関係は馬が怖がって前に出ないときは下馬して馬をリードしたり、上位の馬が下位の馬を噛もうとしたとき、それを防ぐ等、馬にとっては人間がいたら安心だと思わせることによっても築いていけます。
もちろん、馬とコミュニケーションをとった騎乗ができなければ騎乗中の信頼関係は築けません。
他の施設では最初は指導料がいるが、1人で乗れるようになったら不要になると言われたのですが?
(来場目的:体験、乗馬歴:なし)
1人で乗れると言ってもどのレベルなのですか?乗って真っすぐ走らせるだけ?それとも、駈歩でサークルを綺麗に回って速度コントロールが出来るようになるまで?
1人で乗れるようになるレベルを聞いた方が良いでしょう。真っすぐ走らせるだけなら、運が良ければ30回程度、サークルコントロールなら最低でも500回の熟練を要します。
だから、マリンズステーブルでは指導料をとっていません。(指導が要らなければ遠くで危険がないか見守っています)
指導者はどれ位のレベルを持って教えるのか?(馬術を全く知らず指導なんてナンセンスです)
馬とコミュニケーションしコントロールするためには、声(音)、手綱、足、騎座(体のポジション)全てを使います。そのうちどれかを馬が感じ取って動いてくれるのですが、全てを使った場合と1つだけ使った場合では動きにあいまいな部分がでるのです。
馬術は全てを同時に使い馬に指示を確実に伝える方法なのです。
それを教えられないと貴方はいつまでたっても初級者のままになり、いずれ乗馬から離れてしまうでしょう。乗馬の楽しさは、経験を重ねるにつれて変わるものです。
その基礎となる馬術を教えることが出来る施設を選んでください。
外乗で母を乗せたいのですが、年齢が70歳を越えています。大丈夫でしょうか?
(来場目的:外乗、乗馬歴:なし)
馬を馬術調教しているので、大丈夫でしょう!ただし、貴方が無理に乗せるのならだめですよ。動物が好きで、怖がらないならOKです。
必要なら、スタッフが横に付いて歩き補助します。でも、大抵の場合最初だけで、後は自分一人で大丈夫です。ちなみに最高齢は85歳男性(初心者)です。20代の方よりお上手でした。
馬は上に乗っている人間が恐怖心や不安感を持っていると感じ取ってしまいます。
社員旅行で来られて、上司が怖がる部下を無理に乗せようとしたことがあり、理由を説明しお断りしたことがあります。
馬も安心できる騎乗者で、人間も安心できる馬でないと上手くいかないものです。
乗れるレベルに応じて事前に調教して準備するのですか?
(来場目的:取材、乗馬歴:4回)
乗馬クラブに通っている方で、経験者メニューをご希望の方は3日前までにご予約頂くと事前に騎乗される方のレベルに応じて馬の調整が可能です。
速く走りたい、ゆったりと走りたい、長く駆歩をしたい等お客様の希望とお客様の騎乗経験から判断して馬を調整します。プロトレーナーがいるマリンズステーブルなら可能なのです。
もちろん、料金は同じです。
例えば、乗馬経験も500鞍を超えるベテランとなると馬の反応が良くないとがっかりしますよね!そんな調教を中心に行います。少しの命令で反応するように!
速く走るのであれば、失速や停止を速やかに行うように調教します。
調教体験って初級者でも可能なのですか?
(来場目的:外乗、乗馬歴:年数回)
はい!初心者はよくわからないと思いますが、少しでも乗馬クラブに通った経験がおありの方なら可能です。
馬に乗らずホルターとリードロープで行う体験と騎乗して行う体験を主に行っています。
1日コースのお客様には好評を得ています。馬の性質や扱い方を理解できる体験だからです。
専門的にいうとメンタル調教を体験していただいています。テクニカルの調教は馬術的に上級者でないと意味がわからないため行っていません。
ご希望されるなら行いますが、駆歩で手と足と体重移動別々に操作できる方でないと難しいですよ。




乗馬経験者の方からのご質問



お客様の質問 マリンの答え 備考
実家がこちらなので帰省の時に乗馬したいと思っていましたが、近くに馬術を教えてくれる施設が無く困っていました。マリンズステーブルではハミ受けを教えてくれるのですか?

(来場目的:馬場内騎乗、乗馬歴:7年)
会員になる方を含め、今まで近くに馬術を教えてくれる施設がなく、止む無く遠くまで行っていた方が多かった事を知りました。
馬術も知らず、理論も知らず、馬の調教もせず、馬の管理は全く行わない、ただ馬に乗って走るだけの施設が多いのも困りものです。
 さて、ハミ受けですがブリティッシュのハミ受けがわからないのでしたら、当施設で短期レッスンを受けられることをお勧めします。
私自身が経験したことですが、ブリティッシュでハミ受けがわからず、同様に悩んでウエスタンに転向したら、ブリティッシュでハミ受けがわかるようになったからです。
ハミ受けを理解するには、ハミ受けが出来るように調教された馬で練習する必要があります。そして、馬にハミを受けさせる練習から始めます。次に馬が自らハミ受けをするようになるまで練習します。
そうすると理解できるようになるのですが、最初は手綱をピンと張らずに行えるウエスタンが人間にとって理解しやすいのです。究極はウエスタンの方がやや難しいのですが、初期の理解にはウエスタンが向いています。
付け足すと調教する立場からみると馬にハミ受けを教えるのはブリティッシュとウエスタンでは屈頭する角度を除いて違いはありません。
外乗にたまに行くのですが、ろくでもない施設に行ってしまうこともあります。馬が調教(馬術調教)されている施設の見つる方法はないのでしょうか?

(来場目的:外乗、乗馬歴:5年)
見破る方法いくつかあります。まず、ホームページで確認します。他の遊戯施設や公園等にひき馬を行うような施設は避けた方が良いでしょう。(経験者を対象としていませんから、調教はされていないでしょう)
次は、内容を見ていきます。設立コンセプトや施設概要、調教に十分な施設を持ち、調教を行っている施設なのか判断していきます。
最後にブログや掲示板です。子供だましは、ここで見破れます。会員に中高生や子供が多く、仲間内でよくパーティーをする施設も避けた方が良いでしょう。(それに出くわすと最低な騎乗、対応が約束されます)
施設に毎週顔を出し、いつも掲示板やブログに書き込んでいる様子が見えれば避けましょう。(大きな顔をして貴方の前に現れ、嫌な思いをするでしょう) それでも心配な方は、電話でどこまで調教した馬を出してくれるのか聞いてみましょう。(失礼ではありませんよ。貴方はお客様です)
オーナーが調教できる、競技調教が出来るトレーナーがいる施設を選択するのが一番良いでしょう。(外乗に使うかどうかは別にして、調教された馬を出してきます)
インターネット上の口コミも鵜呑みにしてはいけません。(大抵は、自作自演が多いので)
私達も嫌な思いを一杯させられてきたので、見破り方はしっています。最終的には、電話で予約する際に丁寧な言葉使いかどうかで決まります。例え馬が良くても態度が悪いと嫌な思いをさせられますからね。
マリンズさんの馬はみんな体型がいいですね。給餌をどのようにしているのですか?ちなみにうちの牧場は乾燥2番草と燕麦をやっているのですが・・・

(来場目的:乗馬関係者、乗馬歴:20年)
ライフステージと体重、運動量から割り出したDEや各栄養素、微量元素、ビタミンを許容範囲に収まるように与えています。
餌の種類は、チモシー、アルファルファ草、アルファルファキューブ、圧ぺん大豆、大麦、サプリメント等です。殆ど変わりませんよ。貴方の牧場と。違いは、栄養を管理するためにパソコンを利用し、不足やカルシウム燐比、CP比、銅亜鉛比のバランスをとるようにしています。
パソコン無では、細かいコントロールが不可能です。サプリメントにおいては100gで限界量を超える場合がありますから、餌の最小単位は50gになります。(カルシウム剤は5g単位)そうかといって毎回計算するわけではありません。調教や駈歩が長く続いた等で餌の量を調整する場合も、日量の5から10%を増加させる程度です。
後は、ボディコンディショニングスコアをみて最終量を決定していきます。公開するでお答えするのはここまでです。運動量が増大してDE不足、裂蹄治療やテクニック等は、必要であればお教えします。
給餌管理は最も重要な要素です。餌の量をやり過ぎると太り、運動不足と重なると筋肉や関節を痛める原因になります。不足栄養素や過剰栄養素は長期間続くと内臓や視力、爪、被毛、神経系に影響が出てきます。
次に必要なのことは、給餌時間と回数です。決まった時間に決まった回数を毎日続けることです。(最低3回)
絶対に行ってはいけないことは、食べ放題、不規則な濃厚飼料の大量給餌です。肉体的に胃破裂や疝痛を起こすだけでなく、餌に対する執着心が異常に強くなり、人間より食べ物が優先されてしまい危険ですらあります。
経験上、個室馬房には入れず放牧というか放置された馬は精神的な部分を最調教するのに苦労します。
最初のうちは、馬と上手くコミュニケーションをとれているのですが、そのうちに馬に逃げられてしまいます。
馬の逃げ方は予測できるのですが、どうしたら馬に逃げられないで済むでしょうか?
(来場目的:会員、乗馬歴:1年)
速歩までは、逃げられていないのですよね。駈歩になると逃げられていることから、まずは速歩で逃げる地点から10m程度手前で曲がる方向の手綱を丁寧に少し引き、すぐ戻すを1回行い、その後曲げる地点で手綱を丁寧に引き、馬が従うと感じたらすぐに戻します。
それを3回繰り返して、馬が曲がる指示に従っているか確認してください。それから、駈歩でトライします。もちろん、足の扶助を忘れずに。
もし、逃げられたらすかさず拍車(足)を使います。それでもダメな場合、強制停止させます。強制停止させた場合の馬に対するペナルティは、いつものように行ってください。
馬に逃げられてしまう原因は、1.馬とのコミュニケーションをとっていない、2.力づくで制御しようとして、プレッシャーばかりになっている、3.人間側に速度に対する余裕がなく、指示が遅れてしまうことがあげられます。
実はホームページをみて信頼できると思って来たのですが、馬を飼うのは難しいのですか?自宅に馬を飼いたいのですが、どの馬が良いですか?
(来場目的:外乗、乗馬歴:10年)
結論から言うと、乗馬目的ならお止めなさい。(調教できないから、怪我をしますよ)ペットとしてならOKですが、1頭つづの馬房と放牧地1000u以上を用意して下さい。
個人で所有し、乗馬を楽しんでいらっしゃる方は北海道でも多いですよ。その方々は、観光乗馬程度の所とは比べ物にならないくらい勉強して、日々馬のために考えていらっしゃいますし、馬もベストを維持されています。
まずは、hpやブログをチェックして苦労を知ってください。乗馬目的でなく、あえて飼いたいのなら、北海道産のドサンコかその中間種が手間がかからず丈夫です。乗馬目的なら、まずは当施設か地元が良ければご紹介いたします。
自分の馬を持つことは、非常に手間と費用がかかります。(自分で出来なければ、殆どが調教費用になります)
病気や獣医が近くにいるか等チェック項目が非常に多い動物なのです。それら全てを考えた上であえて馬を飼いたいのなら、具体的に必要な調教、餌の管理、蹄の管理お教えします。出来なければ、近くの施設をご紹介します。
馬を所有しているのですが、秋から冬にかけてが蹄が割れているのを気付いたのですが?クラブオーナーに聞くと以前からそうだからとごまかされます。どうやって直した良いのでしょうか?
(来場目的:外乗、乗馬歴:20年)
私が直しますと言いたいところですが、大阪からだと馬を持ってこれないでしょう。
まずは、クラブと話をしてください。蹄が裂ける原因の多くは、栄養バランスだと知っているトレーナーは少ないのです。
殆どの場合、乾燥だと信じ切っています。(本に書いてあるからです)しかし、本当の原因は他にあることが多いことをトレーナーは知りません。
クラブ側で対応が不可能な場合、こっそりとお教えします。おやつの与え方(あくまでもクラブ側にはおやつと説明してください)
マリンズステーブルは日々、アメリカの最新のニュートリション、メディケーション、ディザーズ、ビールス、トリートメント情報が入手できるよう努力しています。馬を管理するための情報源は殆どが英語です。日本語化されるまで3年かかります。
だから、お教えできますよ。蹄なら実際に直したこともありますから。
調教の技術を見破る方法はあるのですか?調教されていると思って乗ってひどく怖い思いをしたことがあるので?
(来場目的:外乗、乗馬歴:20年)
見破る方法は経験者なら、高度な横への指示を出すことです。経験が浅いなら、少し早いなと思うぐらいの速度で指示を出して失速するかどうか、駈歩発進の馬術的な指示を出すことです。
経験が豊富で乗馬クラブで習っているなら、普段通り指示をだすことです。そこで、動かないのか、動こうとしているが馬が理解できずにいるかは、ベテランの貴方なら理解できるはずです。
調教されていない馬の恐ろしさは、トレーナーである私が一番知っています。もっと恐ろしいのは、調教されていないばかりか、わがままを許している施設です。落ちますよ、骨折しますよ、最悪下半身不随なんてことも運が悪ければプロである私でもあるのです。
結論は、簡単です。普段乗っているスタイルを変えずに馬に乗り、反応が違えば先導している人間に聞くことです。的確な答えが返ってきても上手くいかない場合、馬術的なことを何度も聞くことです。
そうするとスタイルの違いで操作が馬に伝わらないのか、もともと調教されていないのかが判断できます。乗る前に判断することはホームページで馬術的なことや調教のことを書いてあるかが判断材料です。うちの馬は調教されていますだけでは、安心できませんよ。北海道では何故か 調教する=「引き馬で人が乗せられるようにする」が乗馬施設の一般的な認識です。
調教せずにどれぐらいもつのですか?
(来場目的:外乗、乗馬歴:5年)
調教には精神面と技術面の調教があります。技術調教は、比較的長く持ちますが、精神面は騎乗者次第で1回で再調教が必要な場合もあります。
技術面調教とは、手綱を触れる、引くことで曲がる、言葉や手綱の引きで止まる、舌鼓、言葉、足による圧迫で前進する等を人間の僅かな動作で正確にこなす調教です。
精神面調教とは、騎乗者が正しい指示を出しているのに止まらない、曲がらない、帰りたがる、動かない等の馬がわがままをしている状況から、騎乗者が信頼できるボスでボスの指示を素直に聞くようにする調教です。
マリンズステーブルの馬たちは、跳ねて騎乗者を落とす、駈歩(全速)で走って帰ってしまう等の悪癖は全くありません。(調教で押さえています)
しかし、騎乗者が指示を正しく出しているのにもかかわらず従わない場合、調教を行います。精神面なのでそのまま放っておくとますます言うこと聞かなくなってしまい、跳ねて落とす、全速で帰ることになるのです。
だから、トレーナーがいる乗馬施設でない所で馬に乗ると危険なのです。
初心者と熟練者で対応が違うの?
(来場目的:一時騎乗、乗馬歴:10年)
マリンズステーブルでは、観光旅行者は当日予約を入れていただいていますが、乗馬経験者メニューでは2日前までの予約を頂いております。
なぜか?
予約の際にどのような騎乗がお望みかお伺いします。例えば、駈歩を多くして欲しい。速い駈歩をしたい。長時間の騎乗がしたい等・・・
予約を頂くとトレーナーが希望に合わせた馬の調教を開始します。長時間であれば、持久力を上げるトレーニングと餌の一部変更、早い駈歩なら、早い駈歩から、すぐに遅くなるような精神的な調教を中心に行います。
熟練者と初心者では、馬のエネルギー消耗度が大きく違います。事前の調整も必要なのです。
マリンズステーブルの通常調教では、駈歩中心として連続1時間以上の調教を行います。外乗でも、十分な体力を維持しています。(だから、体型もベストです)
駈歩は手前が重要と聞いたのですが、よくわからないし、手前の出す方法もわかりません。
(来場目的:入会、乗馬歴:1年)
駈歩は常歩、速歩と違い3ビートのリズムで動いています。野生の馬や放牧中の馬は、急に右旋回するときと左旋回するときでは、手前を変えて横Gに耐えるように走っています。
しかし、騎乗すると騎乗者のバランスや馬が得意とする手前(人間に右利きと左利きがあるように)で駈歩を出してしまいます。
直線では、あまり重要ではありませんが、左右に曲がる場合が問題なのです。人間を乗せて馬の脚に負荷がかかっている上に横Gにも耐えなくてはなりません。
右手前で左旋回を行うと馬がカーブを膨れて回るか、最悪横に倒れてしまいます。だから、重要なのです。たまにカーブの途中で耐えきれず、フライングリードチェンジ(空中で手前を変える)を行う馬もいますが、運が良ければそのままですが、馬と人間がバランスを崩した場合は落馬と馬の関節・筋肉損傷の可能性があります。
さて、手前の出し方ですが、クラブによって教え方はそれぞれ違いますが、出したい手前の反対の脚(右手前なら左足)を後ろにひきます。発進の合図は、外方の脚、内方の脚どちらでもかまいません。(外方をウエスタンではお勧めします)
補足ですが、手前の選択は基本的に直線を向いて出しますから、カーブの途中では出しません。
手前を出すためには調教できるトレーナーとインストラクターがいる所を選びましょう。手前と駈歩発進を行う調教が必要だからです。調教されていなければ、正しい手前が出ないばかりか、駈歩発進もできません。
まだ、騎乗経験が1年なので良いのですが、10年も乗って駈歩の手前わからないととても恥ずかしいですよ。今のうちに学んでおきましょう。
普段乗っている乗馬クラブで聞いた話なんだけれど、引き馬は馬をダメにすると言っていたけれど。なぜ?
(来場目的:外乗、乗馬歴:5年)
ちゃんと馬術を調教し、乗っている人間の命令に従うように調教された馬なら、ダメになるでしょう!
理由は、競技のみならず馬の調教は、騎乗している人間に従うように調教を施していきます。でも引き馬は、下で引いている人間が優先されますよね。馬にとって、どちらを優先したらよいか?調教が上になればなるほど、馬が迷います。(悩みます)
引き馬をやり過ぎると調教された馬は、極度のストレスを感じます。だから、トレーナーがいて馬の馬術調教が維持されている施設は、イベント等の引き馬や施設での引き馬は一時的なイベント等余程のことがないと行わないのです。
よく、イベント会場や観光施設でやっている引き馬の馬は、乗ると全く駄目な馬だから引き馬に使うのです。目を見るとわかりますよ!やる気のなさばかりで精気が全く感じられませんから。マリンズステーブルは止む無く幼児やかなりの高齢者を乗せる場合を除き、引き馬は対応していません。